2025.05.29
MEDIA
“過去にこんな役は一度もしたことがありませんでした”
ネットフリックスシリーズ「弱いヒーローClass 2」で学校のリーダーバク役を演じた俳優リョウンがキャラクターに向けた愛情を表現した。
“元々原作のファンでもあったが、この作品に出演したかったもう一つの理由は、まさにバクを演じてみたかった”と明らかにした。これまで青春物をたくさんやってきたリョウンは “バクは男のロマンを詰め込んだような人物でもあり、アクションもたくさんしてみたかった”と話した。
「弱いヒーローClass 2」は友人を守るために暴力に対抗したが、守れなかったトラウマを抱きながら新たな高校に転校した模範生のヨン・シウン(パク・ジフン)。そこでもまた大切な人を失わないよう、大きな暴力に立ち向かう姿を描いた。
リョウンは正義感あふれる学校のリーダーパク・フミン、通称〈バク〉を演じた。 “バクは力が強く、一発の中にすべてのアクションを駆使する”と説明した。リョウンは作中でがっしりとした体格を持つパク・フミンを表現するために、たくさん食べてたくさん運動するを繰り返し10kgを増量した。
“もともと食べることが好きです。普段は体型管理をしなければならないので、運動を続けながらも鶏の胸肉を食べていましたが、今回は運動をしながらなんでも食べていい生活だったので幸せでした。2ヵ月ほどそんな生活を続けて10kg太りながら大好きなマーラーシャングォをたくさん食べました。週に3、4回は食べました。
また、お肉を中心にたくさん食べました。 サムギョプサル、チキンもたくさん食べました。幸せな日々でした。僕は瘦せるより太ることのほうが簡単です。 今はまた10kg以上痩せました。食べずにいたら自然と痩せました”
作中のパク・フミンは赤髪で真冬に半ズボン、サンダル姿で登場し強烈な印象を残した。
リョウンは“〈スラムダンク〉の桜木花道を参考にした”と明らかにした。
“バクと桜木花道は似ています。少しバカっぽく見えるのは、まっすぐな人間だからだと思います。 バクは家庭環境が良くないですが、それでも明るいマインドを持っています。同年代の中でも成熟した一面を見せたく、またそのような環境を乗り越えるため明るい姿にも気を使いました”
実際にリョウンの学生時代はどうだったのだろうか。
リョウンは演じたバクとは“全く違った”と言って笑った。力は強い方かと尋ねると、“弱くはない”と答え笑いを誘った。
“高校の時、腕相撲が上手だった。 勝率が高かった。体格の差がなければ、僕がいつも勝っていた”と語った。“男子校出身なので昼休みに友達とバスケをして売店も一緒に行きました。そういうところはバクと似ています。でも、リーダーという存在ではありませんでした(笑)”
「弱いヒーローClass 2」の撮影現場は本当の学校のような雰囲気だった。リョウンはパク・ジフン、ユ・スビン、チェ・ミニョン、イ・ジュンヨンなど同年代の俳優たちと息を合わせた。リョウンは“現場の雰囲気が良かった。本当に男子校という感じがした。みんな仲が良く絆が深かった”と自慢した。
また同年代と共演すると“必ず学ぶことがある”と話した。
“お互いに見て学ぶことで大きな刺激を得ます、俳優の中で最年長だったスビンさんからも学ぶことが多かったです。自分の撮影がなくても、撮影現場にきて僕たちを励ましてくれました。先輩の台本もみましたが、隈なくセリフを分析していました。僕ももっと頑張らなきゃと思いました”
「弱いヒーローClass 2」は続編があるような予告を残して終映した。最終話では新しい人物が登場し、彼と既存の人物間の連結性も示唆する。
“Class 3が出たら、視聴者の方々は喜んでくれると思います。個人的にClass 3はもう少し平和であってほしいと思いますが、もっと吹き荒れそうです”
写真提供:ネットフリックス
出処:https://m.entertain.naver.com/home/article/312/0000710853